ここでは、ぶどう畑ができるまでを紹介します。意外と?重労働なんですよ。
1号園
こちらは、最初につくった畑。ずっーと昔は高原野菜を作っていたそうです。その方がつくるのをやめてからは、やせ地に強いそばを植えて、放棄地対策をずっとしていた畑です。
「これからこの畑をぶどう畑にするぞ」と気合十分で臨みました。
棚をつくる前に整地しました。
場所は山際にあり、北アルプスと善光寺平が見おろせます。(雲で北アルプスは見えませんが、、、この時いい写真を撮ってなく、すいません)
まずは畑の測量。隅柱の位置を決めます。決めたら、そこから1メートル後ろにアンカーを埋設するための穴を掘っていきます。
左が、アンカー。高さは1m程あります。穴の深さは7~80㎝程。深く埋め込まないと、棚の重さを支えられなくなる可能性があります。ついでに、地層も確認しておきます。この畑は火山灰土の下に、石ころと赤土の土壌がある重層です。昔、樋沢川がつくった扇状地に火山灰がふりかかり、堆積した土地です。水はけがよく、白ブドウにはもってこいの畑です。
隅柱とアンカーを一緒に埋めます。アンカーはでてきた石でしっかり固定してから埋めます。隅柱も沈まないよう、下に受け石を入れておきます。
右は、隅柱埋設完了後の畑。結構時間がかかり、畑に草が生えだしてきました。
その後中柱たて。300本以上もあり、結構たいへん。
ワイヤーを張っていきます。右はその道具。ターンテーブル。これなしでは、ワイヤーが絡まり、作業効率が大きくかわります。
実はこの畑、工期を2期に分けてました。2014年2月の大雪。苗も雪で埋もれました。
残りの畑の開墾。ずーと耕作放棄地になっていました。それをトラクターでかまし、整地します。
またまた、アンカー、隅柱用の穴掘り&埋設。
上からとった写真。奥の畑に中柱をたて、ワイヤーをはり、、、
垣根式棚設置完了!
曇りの日の撮影ですいません。
ようやくここまで来たか!という感慨と、これからがスタートだ!という強い気持ちが合わさった不思議な感覚でした。でも、とっても充実感がありました。
これから新たにぶどう畑に挑戦される方の参考になれば。。。。
もっと良い方法があるぞ!という方や、何か疑問点等がある方もいるのではないでしょうか。
よろしければ、ご教授を。
2号園
工事中。しばらくお待ちください。